英語が聴き取れない！悔しい！と思ったことがありませんか？この質問へは、老若男女ほとんどの方が「ある」と回答するのではないでしょうか。
それほど日本人にとって、英語聞き取りは苦手のようです。
ここでは、聞き取りで悔しい思いをしてしまう原因と、その解決法をいくつか挙げてみます。
ぜひ参考にしてください。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！（１）単語を覚える！
まず挙げられるのは、単語の知識不足です。
知らない言葉を使われたので、聞き取れなかった。
至極当然の話です。
日本語を話す日本人ですら、幼稚園児が大人のビジネス会話を聞かされても、おそらく聞き取れないでしょう。
まずは、単語の意味を理解し、覚えていきましょう。
そして覚えるだけではなく、積極的に使用すること、つまり会話として発音することも大事です。
なので、覚える単語の分野は、学術的な言葉よりも日常会話で使うような単語を選んだほうがよいですね。
友人に外国人がいたり留学している方ならば、簡単に英会話ができますが、周囲に外国人がほとんどいない方もいるでしょう。
その時は、英会話スクールなどを上手に利用するのも手です。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！（２）発音を覚える！
英語の発音は、難しいですね。
例えば、LとRの違いなどは昔から日本人には聞き取りづらいと言われています。
単語としての発音だけでなく、単語同士の発音も気を付けたいところです。
例えば、単語の最後の音と、次の単語の最初の音が繋がったりすることもあります。
また、逆に一つの単語としては発音するけれど、会話の中で使われると発音しなくなる音もあります。
これらも、まず覚えてまねて発音すること、つまり英会話の一部として使用することが大事です。
好きな英語の映画のセリフ、好きな英語の歌のフレーズなど、その主人公になりきって話したり聞いたりしてみれば、楽しく覚えられそうですね。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！（３）文法を覚える！
英語の文法というと、英会話というよりも受験英語のイメージが強いものですが、日本語の会話でも文法が大事であることと同様、英会話でも大事です。
英語やヨーロッパで話される言語に多い「主語、動詞、目的語」の順番で構成される文法は、日本語や韓国語などで使われている「主語、目的語、動詞」で構成される文法とは異なるため、日本語を母国語とする人は、文法の異なる英語を学習することが難しいと言われているのも事実です。
ただ、日本人に難しくても、不可能なわけではありません。
普段から英語を聞き、「この言い回しは何だろう？」など疑問にあたったら、すぐに調べることが重要です。
ただし、レベルは中学生レベルで十分でしょう。
細かな文法何度も英語に触れて覚えるしかないと思います。
一般的な日本人でも、助動詞の活用や敬意表現を正確に説明できる方は、なかなかいないでしょう。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！（４）アクセントを覚える！
これは、出身国ごとに違いますし、さらには地方によっても違います。
日本でも、東北弁、大阪弁、九州弁、それぞれ違うのと同じで、言葉が方言化してしまうことは、仕方のないことです。
よこれについても、解決方法はひたすら聞いて、話す、だと思います。
もし、アメリカ英語を聞き取りたいと強く希望するならば、できるだけアメリカ人と接するようにするのがよいでしょう。
特定の国や地方にこだわりがなければ、できるだけ色々な国や地方の方と接することがよいでしょう。
色々なアクセントがあるけれど、結局は同じ単語です。
聞くうちにだんだんと判ってくるはずです。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！（５）英語脳になる！
英語脳と書きましたが、つまりは「英語をそのまま受け入れる考え方をする」ということです。
例えば、「I love you」と聞いて「私はあなたが好きです」と日本語に変換する人は、あまりいないでしょう。
しかし、もっと複雑な会話や単語になった場合、心の中で日本語に言い換えてませんか？この「英語から日本語に翻訳する」というひと手間がある為にここで時間のロスが生じ、従って次のフレーズを聞き損ね、結果として話が判らなくなる、ということが考えられます。
なので、英語がすっと頭に入っていくほど、自分でも何回も英語を使ってみてはどうでしょう。
英会話以外でも、英語で独り言、英語でペットに話しかけるなども有効だと思います。
英語が聞き取れないために悔しい思いはもうしない！積極的なコミュニケーションを！
以上、英語の聞き取り能力を伸ばすためのアイデアをまとめてみました。
他にもアイデアはたくさんあると思いますが、要は自分に合った方法で、無理なく続けることが上達のコツだと思います。
友人に英語のネイティブスピーカーがいれば、とても効率よく聞き取り勉強ができると思いますが、全く外国人の知り合いがいない、という方も多いでしょう。
その場合は、英語の映画や英語の歌、テレビニュースの英語副音声、英語のラジオ、さらには英会話スクールなどを上手に利用してみてはいかがでしょう。
とにかく、積極的に英語に触れることが、上達への近道と言えそうです。