英語がわかるようになるには、初歩から段階的に勉強していくのが効果的です。
いきなり難しい英文をマスターしようと思っても、そう上手くはいきません。
それよりも、積み重ねの勉強が大事です。
そこで、英語が得意な人と苦手な人を比較しながら、苦手な人向きの勉強法や注意点について説明していきましょう。
英語がわかるようになるにはまず苦手意識を捨てる
英語が得意な人も最初から英語が得意だったわけではなく、勉強する期間があったはずですよね。
その勉強期間で英語が苦手な人と決定的に違うのは英語への苦手意識です。
英語が得意な人は、英語への苦手意識がなく興味を持って勉強に取り組んでいることが多いです。
英語がどんな語学なのかを興味津々で理解しようとしますので、楽しみながら勉強できます。
最初から英語への苦手意識がないのですから、勉強ははかどりますよね。
英語への苦手意識を捨てさえすれば、英語は怖くありません。
単語1つ1つに興味を持てますし、文法を覚えるのもおもしろくなります。
つまり「英語はよくわからないから苦手」という意識をまず捨て去り、前向きにとらえることが英語勉強の第一歩だといえるでしょう。
英語がわかるようになるにはまず単語をしっかり覚えよう
英語が得意だけれども単語の意味はよくわかっていない、そんな人はほぼいないはずですよね。
英語が得意な人は、単語の意味をしっかりと理解しているのが普通です。
英語だけに限りませんが、語学はまず単語の意味がわかっていないと上達しません。
逆にいえば単語の意味さえわかっていれば、文法は多少おかしくても何とかなります。
また、英文を理解することも、それほど難しくないでしょう。
この考え方をベースにすれば「とりあえず単語をどんどん覚える」勉強法が、英語がわかるようになるために必要不可欠だと思えますね。
ですので、まず単語を理解できるように勉強していきましょう。
英語がわかるようになるには短文からトライ
長文を書けたり話せたり訳せたりできれば最高ですが、そのためにはまず短文がわかっていないと厳しいですよね。
短文の良いところは、余計な言葉が省かれているので文章の構成を理解しやすい点です。
とても有名な「this is a pen」も「これはペンです」という非常にシンプルな英文です。
これに修飾語が加われば文章はどんどん長くなっていきますが、まずは短文からトライしたほうが理解はしやすいですよね。
たとえば日常生活の中で見かける短文がどんな意味なのかを訳すだけでも、英語の勉強になります。
単語が数個で構成されている短文を理解できなければ、それ以上長い長文は理解できません。
このことを肝に銘じ、基礎の短文からしっかり学んでいきましょう。
英語がわかるようになるには英語環境に身を置くことが大切
英語が得意な人は、英語環境に身を置いていることが多いです。
一番ポピュラーなのは留学です。
日常生活の中で英語が普通に飛び交う環境なら、否が応でも上達していくでしょう。
ただ、留学はそう簡単なことではありません。
そこで、留学せず日本にいるとしても、英語環境にできるだけ身を置くことが大事です。
そして、それは趣味と連動させていくと比較的楽しく取り組めるでしょう。
音楽なら英語の洋楽を聴く、読書なら洋書を読む、映画やドラマなら吹き替え版ではなく字幕版を視聴するなど、趣味と絡めて英語環境に身を置いていくと英語に親近感がわきやすくなります。
これならリスニングや翻訳のトレーニングを自然とできますし、英語が苦手な人の勉強法としてぜひともトライしていきたい方法です。
英語がわかるようになるには話せる人と交流を持つ
とても実践的な英語の勉強法の1つに、英語をわかる人と実際に話すことが挙げられます。
机の上でいくら懸命に勉強しても、それだけでは英語が体になかなかしみついていきません。
英語を体にしみつかせるには、わかる人と話をするのが手っ取り早いです。
実際に誰かと話す実践的な英語の勉強法は、記憶に残りやすいのが最大のメリットです。
そして、記憶に残りやすければ英語が自然と頭に定着します。
最近では単なる英語教室だけではなく、英語喫茶のような誰でも英語と気軽に触れ合えるような喫茶店もあります。
また、SNSを利用すれば英語を話せる人と仲良くなることは、さほど難しくありません。
ですので、英語を話せる人と積極的に交流を持ち、英語をたくさん話す経験を積んでいきましょう。
英語がわかるようになるには勉強を工夫することが大切
英語がわかるようになるにはいろいろな方法がありますが、勉強を工夫すれば身につきやすいです。
まずは、初歩から段階的に学んでいくことが最重要です。
そして、それができたら実践的な勉強にひるまずトライしていくことが大事です。
英語をマスターするまでは時間がかかりますが、方法を工夫さえすれば楽しく勉強することは決して難しくありません。
ですので、紹介した勉強法を参考に、英語が得意な人になれるよう頑張っていきましょう。