英会話で日本語を教えあうという英語の勉強方法もあります。
英語と日本語をそれぞれ教え合い、英会話を習得する方法をランゲージエクスチェンジといいます。
相手から英語を学び、自分からは日本語を教えて、お互いの言語力を高め合うことができます。
英会話の練習として注目を集めるランゲージエクスチェンジについて、メリットやデメリット、パートナーの選び方などを見ていきましょう。
英会話 日本語 教え合う|ランゲージエクスチェンジとは
ランゲージエクスチェンジとは外国人相手に自分の母国語を教える代わりに、相手の母国語を教えてもらう学習法です。
日本人が外国人に日本語を教え、外国人が日本人に英語を教え、お互いに学び合いながら語学力を向上させることができます。
ランゲージエクスチェンジは対面して会話する方法・メール・チャットなど様々な形態があります。
一対一でのフリートークやグループでトークテーマに沿って会話するなど方法も様々です。
パートナーと友達感覚で気軽にコミュニケーションを取りながら、語学の習得だけでなく、お互いの文化や社会についても学ぶことができる魅力があります。
英会話 日本語 教え合う|ランゲージエクスチェンジのメリット
ランゲージエクスチェンジのメリットは英語のネイティブスピーカーと直に接することで、英語を聞く・話す・読む機会を多く取れることです。
ネイティブが実際に使っている表現を学ぶことができ、自分の英語が間違っていれば指摘してくれます。
日本語や日本文化について英語で説明することは、英語力の向上につながります。
英会話に自信がない人や対面での会話が苦手な人はメールやチャットから始めるのが良いでしょう。
英会話スクールに通うとなると、多額の料金を払う必要がありますが、ランゲージエクスチェンジではお互いに学び合うので、大きな費用はかかりません。
英会話 日本語 教え合う|ランゲージエクスチェンジのデメリット
ランゲージエクスチェンジのデメリットは良いパートナーを見つけることが難しいことです。
お互いの語学力に偏りがあると、相手と自分の発話量のバランスが悪くなり、教え合うメリットがなくなります。
また、お互いのの語学力が極端に低いと、そもそもコミュニケーションをとることができず、練習になりません。
自分がある程度の英語力があり、相手もある程度の日本語力があることが必須です。
語学レベルが似ていても、年齢が大きく離れていたり、共通点の少ない相手では上手くいかない可能性があります。
パートナーと相性が良くないと、楽しく会話ができず長続きしません。
語学レベル・年齢・趣味などに共通点があるパートナーを探すことが大切です。
英会話 日本語 教え合う|ランゲージエクスチェンジの注意点
ランゲージエクスチェンジのパートナー探しの注意点を男女別に説明します。
男性がパートナーを探す場合は、アプローチをしても返事がないことが多いです。
残念な話ですが、国際社会の中で日本人男性は日本人女性よりも人気がなく、興味を持たれることが少ないようです。
パートナー探しは難航するかもしれませんが、落ち込んだり、めげないことが大切です。
一方、女性がパートナーを探す場合は、出会いを目的として近付いてくる男性がいるので用心しなければなりません。
すぐにSNSで繋がろうとしてくる人には要注意です。
パートナー探しは同姓・同年代・同じ趣味や関心を持つ人が理想的です。
友人として無理なく付き合える人が長続きするでしょう。
英会話 日本語 教え合う|パートナーの探し方
パートナーの探し方は、インターネットサイト・マッチングアプリ・国際交流イベント・サークルなど様々な方法があります。
インターネットやマッチングアプリでは、ユーザー登録をして学びたい言語や言語レベルなどを入力すると、ニーズやレベルに合ったユーザーを見つけることができます。
自分に興味を持ってもらえるようにプロフィールを充実させることが大切です。
国際交流イベントやサークルで出会い、仲良くなった人と個別に会って教え合う方法も有効です。
インターネット上での出会いよりもリスクが少なく、人となりを分かった上でパートナー関係を築けるので安心感があります。
英会話 日本語 教え合う|まとめ
ランゲージエクスチェンジはお互いの言語を教え合いながら学べるメリットがあります。
気軽にコミュニケーションを取りながら、ネイティブの生きた英語に触れることで、英語力は向上するでしょう。
パートナー探しは語学レベルが近いことが必須です。
さらに同性で、年齢・趣味・関心などが近いと共通点が見つかりやすく、良好な関係を築けるでしょう。
インターネット・イベント・サークルなどで良いパートナーを見つけて、楽しみながらレッスンを続けることが大切です。