amazonプライムを英会話学習に使うと効果的に英語力を向上できます。
その秘密はamazonプライムに付いている2つのサービス「Prime Video」と「Prime Reading」にあります。
これは、年会費3900円を払ってamazonプライム会員になれば指定の動画と電子書籍が読み放題になるサービスです。
Prime Videoには海外のドラマや洋画など生の英語を聞けるコンテンツが豊富にあるため、これを活用してリスニング力を磨くなど英会話力向上に役立てることができます。
特にシャドーイングに活用することでリスニングとスピーキングの両方を伸ばすことが可能です。
またPrime Readingは日本の書籍にだけでなく洋書も読めます。
児童書・コミック・旅行ガイドブックを中心に180冊が利用可能となっていますから英文の多読ができます。
しかし、定額で海外映像作品を英語音声で見れるサービスはPrime Video以外にも複数あります。
Prime Videoが競合サービスに対して優れている点はどこにあるのでしょうか?
amazonプライムのPrime Videoならハイコスパな英会話学習が可能
海外ドラマや洋画を英語音声で見ることでリスニング力を付けるのがPrime Videoを使った英会話学習のポイントです。
ですが英語音声で海外映像作品を見るのならHuluやNetflixなど他の動画サービスでも可能です。
しかもHuluは英語字幕を表示する機能もあるので、そちらの方が効率的に勉強できるように思えます。
しかし英会話学習に海外ドラマや洋画を使う場合、やはりPrime Videoが優れています。
まず料金の差が大きいです。
amazonプライムが月額換算で325円という安さなのに対して、Huluは月額900円です。
さらに問題の字幕も人気作品ならセリフ集であるスクリプトを購入できます。
例えばSUITSなら1シーズン分のスクリプトが720円で販売されています。
初めて海外ドラマを英語音声で見るとセリフの内容を理解するのにかなりの時間がかかります。
スクリプトで分からない単語や慣用表現をネットやアプリで調べますから、なかなかドラマが先に進みません。
分からない単語があるたびに調べていたら見終えるまで日本語吹き替え版の10倍以上の時間がかかるでしょう。
1ヶ月で6話ほど進めたら上出来です、1シーズン見終えるのは無理でしょう。
ですから1作品でHuluに毎月900円払うのは無駄が多いのです。
英語字幕が無いことを差し引いてもPrime Videoのコスパの高さは変わりません。
では、Prime Videoで海外ドラマや洋画を見ながらどう勉強するのでしょうか?
amazonプライムビデオを使ったシャドーイングで英会話力をアップしよう
英会話の基礎力を付けるなら、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられる「シャドーイング」がオススメです。
シャドーイングとは「英語の音声を聞いて、即座にそれと同じように言う」ことです。
初心者が英語音声を聞きながら同じように喋るのは不可能なので、最初はドラマ中のセリフで聞き取れなかったものをスクリプトで調べて、それをセリフの後に言うようにします。
しかし、母音の連結などの発音ルールを理解していないとスクリプトを読んでもセリフと同じように発音できないと思います。
そんな時は、そのセリフは無視しましょう。
同じセリフでも演者によっては聞き取れるケースがありますから神経質にならずに先に進んでください。
オススメなのが、好きなセリフを登場人部になりきって言うことです。
フレーズのニュアンスも身につきますし一石二鳥です。
amazonプライムビデオで海外ドラマを見て英会話の表現力を豊かにしよう
英語を話す機会があってもスムーズに話せないのは会話の型を知らないためです。
日本語同様、英語にも会話の型があります。
この型を多く身につければコミュニケーションを円滑にとれる場面は増えていきます。
国外にホームステイするのは忙しい社会人の方などには現実的でありませんから、海外の映像作品から学び取りましょう。
まず海外ドラマを見ていてよく耳にするセリフをメモしていきます。
頻繁に聞くセリフは定番の受け答えの型である可能性が高いです。
前後のセリフもスクリプトで確認してメモに残します。
そしてこれを繰り返していけば同じセリフに対する受け答えのパターンを学ぶことができます。
セリフごとに同様のことを行えば豊かな表現力が身につきます。
amaoznプライムリーディングなら英会話に役立つ書籍を何冊も読める
Prime Readingは指定の和書と洋書が好きなだけ読めるサービスです。
登録されている日本の英語教材は30冊以上でそれほど多くありませんが単語、文法、英語雑学など様々なジャンルを読むことができます。
しかし、英会話において文法はそれほど重要視されないことが多いです。
実際に海外ドラマなどを見ていても文法的に腑に落ちないセリフが結構あります。
ですがあまりに文法がデタラメだと会話がスムーズにいきませんし、相手の誤解を生むケースもあります。
最低でも中学英語レベルの文法はマスターすることをオススメします。
中学の英文法であればPrime Readingに関連書籍が豊富に揃っています。
記憶が曖昧になっている中学英語の復習にはいいでしょう。
Prime Readingは洋書も豊富に用意されています。
直接英会話に役立つ書籍というのはありませんが、英文を多読することで英語に対する抵抗感を減らすことに役立ちます。
オススメは写真が豊富な旅行ガイドです。
実際に海外に行くことになった際に有益な情報も載っていますから見て損はありません。
amazonプライムリーディングで読める英会話にも役立つオススメ書籍3選
Prime Readingに登録されている英語学習関連書籍の中から、英語の基礎を学ぶ上で役に立つオススメ書籍を3冊紹介します。
いずれも追加料金なしで読むことができますから、通勤通学の電車などスキマ時間を活用して、どんどん読んでいきましょう。
Prime Readingは定期的に登録される書籍が切り替わるので、いいなと思った英語本は早めに読んでしまうのがオススメです。
3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる
日本人には馴染みが無いために存在意義すら分からりずらい冠詞。
本書はそんな冠詞が文中でどんな働きをしているか短い例文を通して学ぶことができます。
設問は全192題あり、それぞれに解説が書かれています。
各設問とその解説を読むだけなので、細切れに勉強しても学習効果が得られるのが特徴です。
レジ待ちのようなごく短い時間でも積極的に目を通すようにしましょう。
基本の78パターンで 英会話フレーズ800
実際の英会話でよく使われる便利なフレーズが800収録されています。
勉強できるフレーズ数が800と聞くと多くて大変そうだと感じるでしょうが、実際は78フレーズで残りは応用です。
核となる78のフレーズを覚えるだけで多様な表現が可能になることを学ぶことができます。
さらに受験英語や資格試験ではお目にかかれないアメリカのスラングも勉強できるのもポイントです。
セクションの合間にあるコラムも面白いので最後まで飽きません。
ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞
英語学習の大きな壁である前置詞をマンガ付きで勉強できます。
前置詞のイメージをストーリーのあるマンガで勉強することで前置詞の持つニュアンスをダイレクトに身につけることができます。
学校や塾の教材にあったイラストでは前置詞を習得できなかった方におすすめです。
amazonプライムは英会話の勉強を始めるのに最適
人気作も多数ラインナップされているPrime Videoを活用すればリスニング力など英会話に必要な能力を効果的に伸ばせることが分かりました。
しかも海外映像作品を見れる動画サービスの中ではダントツの低価格で、コスパ良く英会話学習をするならamazonプライム一択と言えるレベルです。
英語の基礎知識に自信がない場合は、Prime Readingに登録されている書籍で文法や単語について基礎を学び直すことができます。
英会話をゼロから学ぶ際に必要なものがあらかた揃っていますから、英会話学習の足がかりに是非試してみてください。