英語ドリルのおすすめで大人向けなのはあるのでしょうか?時間の無い大人が英語を勉強し直すならドリルがおすすめです。
1回の学習時間が短く済みますし、覚えるべき要点も簡潔にまとめられていますから復習も楽です。
学生時代に嫌というほどやったドリル、最近のものは分析が進んで以前のものより分かりやすく取り組みやすいものが多くあります。
しかし大人向けの英語ドリルは多くはありません。
中高生向けのものを使っても問題はないのでしょうか?
英語ドリルのおすすめで大人向け|中高生向けドリルは問題なく使えます
英語が分からないことに年齢は関係ありません。
1から学習する心構えであれば中学生向けのドリルを活用するのをオススメします。
英語の参考書やドリルは年々進化しています。
特に躓きポイントに対する分析と配慮は徹底しいて、解説の方法や一緒に提示すべき情報などが洗練され、昔のものに比べ非常に理解しやすくなっています。
また、最近の英語ドリルは大人になって英語を学び直す方もターゲットにしていることが多く、教科書のような硬さが無いのも特徴的です。
別段、大人向けと銘打ったドリルを探す必要はありません。
ドリルの使い方に関しては、解説を読んで問題をひたすら解く一般的なやり方でかまいません。
英語に限らず言語学習は知識の定着が肝ですから、どうしても一定量の学習時間が必要になってしまいます。
3周くらいはドリルを繰り返しましょう。
購入するドリルは携帯性の良いものがオススメです。
通勤電車や待ち時間などに開いて英語に触れる時間を増やすのが記憶定着のポイントです。
覚えるというよりも英文を目にして、文の構成や品詞の分類などを瞬時分析する癖をつけましょう。
英語ドリルのおすすめで大人向け|ドリルその1 くもんの中学英文法
ここからはオススメのドリルを紹介していきます。
英語学習を1からやり直したい方を対象に、中学英語の再入門というテーマで選んでみました。
ドリル選びの参考にしてください。
最初にオススメするのは「くもんの中学英文法」です。
ドリルと言えばく「くもん(公文)」、「くもん」と言えばドリル、昔から続くぶれないスタイルが今もなお健在です。
覚えるべき知識が1ページごとにまとめられているので要点を把握しやすいの特徴です。
覚えたら問題に取り組むというドリルの定番学習法を頑なに守っているので、即座に学習に取り組める強みがあります。
詰め込み式と批判されることもあるタイプですが、効率的に知識を詰め込むのに慣れた世代や素早く中学英語から復習したい方であれば、うってつけの教材です。
英語ドリルのおすすめで大人向け|ドリルその2 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 高校入門編
『21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 高校入門編』は、表を使って文を作るのが特徴的なドリルです。
特に人称や時制で動詞がどう変形するかが視覚的に把握しやすく、覚えやすい。
英語初学者の躓きポイントである一般動詞の変形をスッキリ覚えることができます。
レベルは中学から高校1年の始めくらいで、中学英語の総復習をサックリやるのに向いています。
頭の中で曖昧になっている各文法知識を整理するのにも役立ちます。
ドリルは短い英文の穴埋め形式になっていますからストレス無く取り組めます。
見開きページの左右に問題と答えがそれぞれプリントされているので答えを確認しやすく、電車など隙間時間で効率よく学習できるのもポイント。
負担少なく短時間で英語の基礎固めができる、お手軽なドリルを探しているなら間違いなくコレです。
英語ドリルのおすすめで大人向け|ドリルその3 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
最初に紹介した公文のドリルでは物足りないようなら『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』がオススメです。
公文のドリルに比べ問題の数が多く、文法の解説が詳しいドリルです。
英語初心者が難所を理解しやすいように専門用語を使わなず平易な言葉でやさしく解説してくれる点が評価され、アマゾンの英語参考書部門で1位になったこともあります。
さらに本書に対応した解説動画が公開されていて、要点を教えてくれますから学習内容が記憶に残りやすい。
この動画をスマホで見れば、いつでも手軽に復習できるのも便利。
また付属のCDには全ての問題文を英語で吹き込んだものが収録されていますから、それに合わせて問題文を読めば英語のリズムが身につきます。
先述の『タテ×ヨコ』には劣るもののB5程度のサイズで携帯性があり、持ち運んで学習を進めることもできます。
場所を選ばず、たっぷり英語を学びたい方にオススメです。
英語ドリルのおすすめで大人向け|ドリルその4 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル
何でも理詰めで考える方にオススメなのが『Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル』です。
大人になると脳が発達して、理屈に合わないことは受け入れられない方も多いと思います。
このドリルでは英文を構成する単語全てに関して、その品詞や役割について詳しすぎるくらいに解説してくれます。
言い換えれば、英文を理詰めで分析する癖がつくドリルです。
英文を理解するとはどういうことか、その答えのひとつがこのドリルにありますが、これまでに紹介したドリルに比べると内容を理解するのが難しいです。
それでも丁寧に順を追って解説してくれるので途中で脱落することは少ないでしょう。
またドリルにしては1レッスンにかかる時間が60分程度と長いです。
先を見据えて本格的に英語に取り組むつもりでしたら是非挑戦してみてください。
英語ドリルのおすすめで大人向け|隙間時間の積み重ねが大事
言語学習は勉強した時間がものを言います。
時間のない社会人が無理なく学習時間を積み上げるには隙間時間を活用するしかありません。
コツコツ学習時間を重ねていけば英語は確実に身につきます。
そして学習時間を稼ぐならドリルです。
取り組みやすく、やればやるほど英語に対する苦手意識は薄まるでしょう。
今回紹介したドリルでは、2つ目と3つ目が1回の学習時間が短く通勤などの隙間時間を活用しやすいドリルとなっています。
お手軽ですから是非ドリル学習を試してみてください。