いま英語のボキャブラリーを増やすなら英単語アプリを使うのが一番です。
中学から英検1級まで様々なレベルの英単語アプリがリリースされています。
多くが無料で、有料であっても基本機能は無料で使えるものが多いのが特徴です。
この記事では、収録する英単語のレベルやアプリの雰囲気などが異なる4つの英単語アプリを紹介していきます。
英語のボキャブラリーを増やすアプリを使う理由
アプリを紹介するまえに、なぜ英語のボキャブラリーを増やすのかを説明します。
英語学習において問題文に分からない単語が出てくるだけで気持ちが折れてしまう、または冷静に問題に向き合うことができなくなる生徒が少なくありません。
頻出単語をシッカリ学ぶことで初めて問題に取り掛かるための準備が整うと言っても過言じゃありません。
また知らない単語に出会った場合でも語彙力が十分にあれば、知っている単語から意味を推測することができます。
英単語を学ぶことで、英語学習で頻繁に遭遇する「分からない」を解決する力の基礎的な部分が身につくのです。
語彙力アップに旧来の単語帳ではなくアプリを使う理由は学習効率にあります。
英単語は覚えても一週間後には忘れてしまうことが珍しくありません。
忘れた単語が書かれた単語帳を探すのにも時間がかかります。
苦手な単語を再編集したものを用意するのも手間です。
アプリなら、これらを全て自動でやってくれます。
英単語学習にかかる時間を大幅に減らし、学習効果を最大にまで高めてくれます。
アプリを選ばない理由はありません。
英語のボキャブラリーを増やす英単語アプリの決定版
最初に紹介する「英単語アプリ mikan」はダウンロードランキングで上位を獲得し高い評価を得ている、手早く何度も英単語に触れることができるアプリです。
手早く何度も英単語に触れることができるアプリです。
大学受験からTOEICまで、様々なレベルの学習者の語彙力強化をサポート。
学習は3つの行程「覚える」「テスト」「復習する」に分かれていて、これを何度もループすることで単語が脳に定着することを狙います。
「覚える」では単語帳のような感じでカードをめくって次々覚えていきます。
すでに記憶に定着している単語のカードはフリック素早くめくれるので時間をとられず効率的かつ自分のペースで学習することができます。
「テスト」は四択です。
制限時間をカスタマイズすることが可能です。
3秒くらいの短時間に設定すればテンポよくテストできます。
テスト結果から苦手な単語が自動判定されますから、それを元に弱点の単語を集中的に学習することもできる。
必要な機能をそつなく備えた単語学習に特化したアプリです。
RPGゲーム感覚で英語のボキャブラリーを増やすならこのアプリ
英語物語はカジュアルRPG風の操作と演出で英単語が覚えられるアプリです。
ゲーム内容は4択の英単語問題に正解すると敵キャラクターにダメージを与え、倒すとストーリーが進むというもの。
シングルプレイ以外にも対戦や協力プレイにも対応しているので友達とクイズ感覚で楽しむこともできます。
すぐれているのは復習機能、それまでに間違えた単語をテストする問題がゲーム中に出題されます。
意表を突く形で出題されるので本当に単語が記憶に定着しているかが試せます。
またゲームを進めていくと勝手に難易度も上がっていくのも難易度選択が面倒な方にはありがたい。
問題の種類は英単語以外にも英文法と英作文に対応。
収録問題数は2万問以上と、カジュアルな見た目とは裏腹に歯ごたえがあります。
勉強していると意識するだけで、やる気が無くなるなら是非試して欲しいアプリです。
大学受験に向けて英語のボキャブラリーを増やすならこのアプリ
ターゲットの友1900 英単語アプリは、すでに書籍版で高い知名度を得ている英単語ターゲット1900のアプリ版です。
レベルはセンター試験から国立2次および難関私大となっています。
学生に少しでも英語学習を楽しんでもらおうという機能が盛りだくさん。
その中でもテストの順位が大学別に表示されるのはモチベーションに繋がります。
隙間時間を活用するための「今日の5問」というモードもあり、数分の待ち時間でも積極的に学習に取り組むことができます。
テストの際に出題される英単語の読み上げ機能は珍しくありませんが、このアプリは読み上げスピードを調整することができるため、聞き取りづらい単語の発音をゆっくりスピードを落として聞くことができます。
読み上げられる単語を聞き取って答える形式の問題もあるので、助かる機能です。
中学の基礎単語から英語のボキャブラリーを増やすならこのアプリ
最後に紹介する「英検 2級 準2級 3級 の英単語」はタイトルの示すとおり英語初心者向けのボキャビルアプリです。
英検の3つの級に対応した英単語が合計2000単語以上収録されています。
中学卒業レベルの英検3級に必要な英単語の数が2000語程度と言われているので、十分な収録数です。
学習モードは英単語の意味を3択または4択から選ぶというものだけ。
出題される英単語は全てネイティブスピーカーにより読み上げられます。
機能的にはさびしいですが、英語初学者向けの単語アプリは少ないですから、英語が苦手な中学生や英語再学習組みは是非試してみてください。
英語のボキャブラリーを増やすならアプリで効率を大事にしたい
紹介した英単語アプリのどれもが隙間時間を使って学習できるものです。
隙間時間を活用するだけなら昔の単語帳でも可能なのですが、ネイティブによる発音やテストを結果の統計から弱点を見つけ出すようなことはアプリでしかできません。
英語上達のために欠かせない語彙力を短期間で効率的に得るためにも自分に合った英単語学習アプリを見つけましょう。